俺と青色と野外学習

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「まったく、心配かけて…」 「本当ですわ」 「でも、無事で良かったよ」 「二人共怪我はしてないか?」 「とりあえず無事で良かった!」 上から小次郎・桃子・奈美・・薫・豊の順にそれぞれ感想を漏らす。 「心配かけてすまない」 「みんな、ありがとう」 俺と紗耶香もみんなにお礼を言う。 「とりあえず、頂上まで行こう」 小次郎が時間を確認しながら俺達に向かって言った。 「そうだね。ほら、紗耶香乗ってくれ」 俺は小次郎の言葉に頷くとしゃがむ。 「あ、ああ…」 俺の言葉に紗耶香は背中に乗る。 「さてと、クラスのみんなが心配してるだろうから早く行こうぜ!」 俺は紗耶香をおぶったまま立ち上がるとみんなに言う。
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