生徒会とテストと告白騒動

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そういう訳で俺達四人は今、生徒会室のソファーに座らされている。 「まずは名前を名乗ってもらおうかな、ちなみに私の名前は中嶋 藍(なかしま あい)。君達の一個上の二年生だよ」 中嶋先輩は俺達の反対側のソファーに座りながら言う。 「俺は御木透也です」 「俺は灰村薫です」 「わたくしは桜之宮桃子ですわ」 「私は赤石奈美です」 俺達も中嶋先輩に倣ってそれぞれ名前を名乗る。 「よろしくね。さてと…君達、校則違反についてなにか言いたい事はあるかい?」 中嶋先輩は腕を組みながら俺達を見て言った。 「あの…そもそも、私達は校則違反なんてしてないと思うんですけど…」 奈美が手を挙げると中嶋先輩に俺達が気になっている事を聞いた。
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