襲われる日々！？

生徒会とテストと告白騒動

キーンコーンカーンコーン

「あら、お昼休みが終わってしまいましたね」

校内に鳴り響いたチャイムを聞いた三崎先輩はパンッと手を叩いて言う。

「では、わたくし達は教室に戻りますわ」

桃子の言葉に俺達は立ち上がると扉に向かう。

「分かりました。では、また後で」

三崎先輩はにっこりと微笑んで言うと俺達に手を振った。

「迷惑かけてごめんね！」

中嶋先輩は勢い良く頭を下げて言った。

「じゃあね！」

黄村先輩は俺達に元気に手を振って言った。

「じゃあ、失礼します」

俺は頭を下げると生徒会室から出た。

放課後。

「透也、帰ろうぜー」

緑先生のＨＲが終わって鞄に教科書を入れていた俺に豊が声を掛けて来た。