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「つ、次は…」
緑先生も顔が赤いけどなんでだろう。
まぁ、俺の挨拶が終わったからまずは一件落着かな。
「今日はこれで終わりだ。寄り道しても良いが生徒指導には捕まるなよ」
緑先生はそう言うと教室から出て行った。
俺が鞄に荷物を入れてると豊達が俺の元に来る。
「透也ーっ!帰ろうぜ!」
「おう!」
豊の言葉に鞄を担ぐと俺達は教室から出ると下駄箱に向かった。
「俺、B組で良かったー!」
「何でだよ?」
豊の言葉に俺は不思議そうに返すと下駄箱から革靴を出し上履きをしまう。
「どうせ、クラスの女子に可愛いのが多いからだろ?」
「それは有り得るな」
薫の言葉を小次郎が肯定する。
豊は図星なのかその言葉を聞いて黙る。
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