プロローグ

2/6

17924人が本棚に入れています
本棚に追加
/354ページ
ジリリリリ 「う~ん…」 騒がしく朝を伝える目覚まし時計を止めて俺、御木 透也(みき とうや)は目を覚ます。 「ねむ…」 時計を確認すると7時だった、いつもよりは早いが目を覚ますには調度良い時間だ。 「ふぁ~」 長めの親譲りの茶髪を片手で掻きながら、欠伸をするとこれまた親譲りの青い目に涙が溜まる。 「……朝メシ作るか」 寝間着を脱いで今日から着る事になる新しい制服に着替えると部屋から出て脱衣所に行く。 洗濯機を回すと台所に向かい冷蔵庫を開けて卵とベーコンを取り出す。 フライパンを火に掛けてベーコンを焼く、少し経ったら卵を落とす。 ベーコンエッグを作ってる間に食パンをトースターにセットする。
/354ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17924人が本棚に入れています
本棚に追加