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「三人共、朝から騒がしいな」
「あっ、薫」
俺達の元にやって来たのは、幼なじみその3の灰村 薫(はいむら かおる)だった。
薫は長めの銀髪に女の子みたいな顔のイケメンだ、女の子みたいって言ったら怒るけどね。
「なんだかんだで俺達四人は一緒なんだな」
薫達三人を見て俺はにっこり微笑んで言う。
「もはや腐れ縁だな」
「いや、運命だぜ!」
小次郎の言葉に豊は元気良く叫ぶ。
そんな風に雑談をしていると教室に人が入って来る。
入って来たのは肩甲骨までの長さの外に向かって跳ねている茶髪でスーツに身を包んだ綺麗な女性だった。
「綺麗な先生だな…」
「お前ら!入学式が始まるから廊下に並べ!」
入って来た先生は俺達に言うと教室から出て行った。
「廊下に並ぶか」
薫の言葉に頷いて俺達は廊下に出た。
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