緑先生のお手伝い

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「ハァ…今日は朝から散々だよ」 昼休みの屋上。 俺は昼飯のカレーパンを一口食べるとため息をついた。 「確かに…鷹瀬先生のあれは厳しいな…」 今日も同じようにオニギリを食べながら小次郎が言う。 いつも思うんだが毎日オニギリで飽きないのかな? 「良いじゃん透也は!俺なんか先生に構ってもらえないのに!」 弁当を食べている豊が俺に向かって言ってきた。 それはそれで少し可哀相だ… 「まぁ、豊よりはマシだな……」 「そうですよ」 奈美が俺ににっこりと微笑んで言う。 「あれ?赤石さん酷くない?」 奈美の言葉を聞いて豊はオロオロするが奈美は華麗にスルーした。 薫達は最初は奈美が一緒に昼飯を食べるということに驚いていたが、事情を説明したら快く受け入れてくれた。
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