桃色少女と球技大会

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「もちろんだよ。みんなには俺から言うから一緒に食べようぜ」 桜之宮の言葉に俺はすぐに答える。 「だったら…」 桜之宮は俺の言葉に小さく呟くと顔を上げる。 「ご一緒させていただきますわ」 そう言うと桜之宮は椅子から立ち上がる。 「そうこなくっちゃな」 桜之宮の言葉に俺は自然と笑みが零れた。 「っと言う訳で、桜之宮は一緒に食べるから」 「「「「えっ?」」」」 俺の言葉に四人はかなり驚いた顔をする。 「やっぱりわたくし…」 「ちょっと待って」 みんなの反応を見た桜之宮は自分の事が嫌なのだと思ったらしく、俺はそれを慌てて止める。 「みんないきなりの事に驚いただけだから。なっ?」 俺が聞くと四人は頷いて答える。
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