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とりあえず
家に帰った。
家って言っても
楓の家だけど……
(これからど-しよ。)
あたしが元に戻らなきゃ
楓はあたしの中で
眠ったままなんだよね?
ブーブーブー
携帯が鳴った
あたしのじゃないけど
今はあたしの……
着信、海谷 流斗
ミヤ リュウト
あたしの好きな人
そして楓の彼氏。
メール画面を開く
【今日は連絡くれんけど、どしたん?】
迷わず返信をする
「自然に💡自然に」
【ごめ-ン💦さあのお見舞い行ってた(∀)】
返事はすぐ帰ってきた
【そぅか(;^_^Aお疲れ、杉浦まだ意識もどらないんか。】
杉浦はあたしの名字。
杉浦 和茶
返信
【うん、さぁはまだ、、】
流斗返信
【元気だせよ、明日はど-する?】
え?明日?
((明日なにかあったかな?やばい、わからない。ど-しよ。あっ!))
あたしは即座に
流くんと楓のメール履歴を
みた。
明日は一緒に買い物いくらしい。しかも一泊で……
和茶返信
【うん、だいじょうぶ!】
流斗
【じゃ-まあ明日、バイト終わったらメールする!】
和茶返信
【りょ-かい(・∀・)今日は疲れたからもぅ寝るねおやすみ🌃】
メールを強制的に終了。
はあ-とため息をつく。
机の引き出しを勝手に
開けた
中に写真ばっかり。
懐かしい写真から
今年終わった高校の卒業のときの写真まで
一枚一枚を見つめて
自然に笑顔になった
「はは、楓の横にいっつもあたしが写ってるし」
楓とは中学の時からの
親友だから、かれこれ
五年は一緒にいる。
写真を片付けていると
奥の方に何かある、
(鍵?)
その鍵がなんなのかすぐわかった!引き出しの一番下に鍵穴がある、これだw
すぐに開けて中を見る
中には数冊のノート。
(日記?)
中を開いて見てわかった。
人の日記を勝手に読むのは少し酷だが
今の自分の立場だけに
中を確認して、楓のことをしっとこうと思った。
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