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―翌朝―
「んんっ」
いつも通りの朝。
いつも通りの時間。
いつも通りの寝起き。
そして、いつも通り上半身を起こ…
「……おや?」
せなかった。なぜか体が重い
あれか?……世間で言うところの金縛りってやつか?
首は自由に動いたので、首だけを起こし、自分の体をみた
目に入ったのは、腹の辺りにある大きなモノ。正体は…
「なんや、女の子か…金縛り違てよかった…」
………ん?………んんっ?
俺今何を見てなんて言った?
あー、くそ…寝るな、働け!俺の脳!!
…………
「ああ………女の子!!?」
びっくり仰天、驚いて上半身を一気に起こした
そりゃ驚くよ…冷や汗だって出るよ、人間だもん
…それはともかく
当然、俺が体を起こしたので、女の子はベッドから落ちた
[ドスン]
「んにゃ!!」
「な…な…なっ」
「なにしてるのっ!」
「俺のセリフをとるな!」
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