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zzz…
チュンチュン!!
眠っていた俺の耳に小鳥の囀りが届いた、まだ眠いけど…
チュンチュン!!!
二度目…はっきり目が覚めた、うるせぇと思ったが…小鳥じゃなかった
四本足で鳥の様なくちばしをした化け物が窓にへばりついていた
気絶して眠りに落ちかけたが…寝たらヤられると思った
カーテンを閉めて部屋を出た、屋根に上がり俺の部屋の窓を見下ろした、まだ居るよ…この手のモンスターは対処のイメージは出来ていた、妄想とも言えるイメージだが
家から持ち出したオイルとマッチ…モンスターにオイルを溢した
こちらに気付き向かって来た、見た目より速く登って来た
俺は焦りオイルの容器を手放しマッチに火を付けた、モンスターに襲われるってこの事かと微笑みマッチを落とした
モンスターは火だるまとなり落ちた、俺は下を見なかった、朝日を見つめていた
下を見たらグロテスクなシーンが見えるんだろうなぁ…朝はいつでも爽やかに始まりたいと思っていた、俺は俺が可哀想に思えた…
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