六車藍子④
28/48
読書設定
目次
前へ
/
782ページ
次へ
リリコがイタリアンレストランに姿を現したのは、それから十分後のことだった。 「もう道がわからなくてさ。この辺って迷路だよね」 甘ったるい声を響かせ席に着く。 遅れてきたくせに詫びの一つもない。 学生時代から時間にルーズなのは知っていたので、今更怒りもしないが、――気分は損なう。 「久しぶりじゃない。藍子から会おうなんて、どういう風の吹き回し?」
/
782ページ
最初のコメントを投稿しよう!
359人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
24(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!