0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
君との接吻(キス)と
交わした言葉でさえ
幻に包まれてる
瞳の奥寂しさ遺し
君は囁いてみせた
「愛してる。」
#.
愛しき人よ哀しまないで
また始めればいい
ねえ、眼を合わせて
あの日と 同じ様に 笑って
優しい言葉の中には
哀しさが混じってた
もう逢えないんだね
理解ってはいたけど
君は涙流し告(イ)った
「御免ね。」
愛しい 苦しい 狂おしい
僕の最愛なる君よ
#.
愛しき人よ哀しまないで
もう終焉(オワリ)だけど
ねえ、眼を合わせて
最後に もう一度 笑って
#.
幸せだったあの日々は
きっと戻りはしない
でも、泣かないから
君の 幸せを 願ってる
「愛してた…――」
.
最初のコメントを投稿しよう!