あの日*仏英*

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『ガチャ…』 「……ん…?」 ある朝、俺が目を覚ますと何時もは横でぐーぐー寝てるフランシスが居なかった。 なんでだ?何時もなら俺が起こすまで起きないくせに…そう思いそっと近くにあったカレンダーを見た 「あ…」 そうだ…今日は…… 「…あの日だ」 「ん?今日はね、ちょっと用事があるの…来る?」 そう言われて珍しく地味な黒いスーツを着る相手と共に家を出た事がある、俺も黒いスーツを着て。 途中で白い薔薇を買った相手に一体何処に行くかと不思議に思っていたのに… 「…久しぶり、ジャンヌ」 着いた場所は高台の海の見渡せる場所にある…あの魔女の墓だった 普段は見せない様な辛そうな顔を見た、俺はずっとただ見ている事しか出来なくて…何故だかわからない…けど……胸が痛かった。
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