無題

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君は知っている 今という真実に でも君は僕に聞かない 僕は知っている 埋め尽くされた“愛”をでも僕は君に聞かない 風のように流れていく時間 この僕に魔法が使えるのならば この風を止めたい 君は月で 僕は太陽 君はN極 僕はS極 遠い君との距離 いつになったら近づくの 僕は黒で 君は白 僕は冬で 君は夏 どうしてだろう 遠くて見えない 君は知らない 僕の生き様 だから伝えたい 僕は知らない 君の今を だから会いたい 飴のように溶けていく記憶 もし君が造るのならば 溶けない飴を造ってよ 君は頭で 僕は足 君は南で 僕は北 遠い君との距離 いつになったら近づくの 僕は影で 君は光 でも僕は愛で 君も愛 どうしてだろう 近そうで見えない この木の下で会う約束 守れたかな 君は今そこにいるの 君は語る真実を 僕は静かに聞く 僕は語る でも君には聞こえない だけど繋がっている赤い糸 やっと近づけた 君の愛に ありがとう
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