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地面に落ちたジョーの帽子には弾痕がくっきり残っていた
ベリック「噂ほどではないなリボルバージョー………ククククハハハハハハ！！！……ぐっぁ？」
勝利を確信したベリックの左耳に激痛が走る
なんと耳に小指が入る程の穴が空けられているこれは弾丸によるものである
ベリックの発砲と全く同時にジョーも発砲し銃声は一発にしか聞こえなかったのである
ジョー「腕は確かに一流だがなぁ,女,子どもを手に掛けるような腐れ外道にはっ！！！」
<ドギューン>
ベリック「うぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ！！？」
ジョー「俺は負けん」
右手甲を撃ち抜かれたベリックはその激痛でのたうち回る
マイク「なんと惨い…情け容赦ないなお前は」
ジョー「なんとでも言え」
ジョーがマイクの方を向いた瞬間ベリックは走り出した
ジョー「ちぃっ」
<ドウッ！ドウッ！ドウッ！>
民家のドアを蹴り破り凶弾から逃れるベリックしかし利き手は封じられ激痛で冷静な判断はできず家の中を見回すと木箱に身を潜める女性を発見した
ベリック「死にたくなかったらこい！！」
若い娘「だっ誰かー！」
ナイフを突き付け娘を盾にしゆっくりと家から出て来るベリック
その顔は笑んでた
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