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あれから12年後
12年前と同じ森
同じように二つの影が過ぎる
一人は真っ白なローブにフードを深く被っている
もう一人は12年前のあの男
白い男「我の命令に従え影よ我が敵の動きをふうじよ【影縛り】
白い男が詠唱すると
影が男を捕まえた
男「ガッ」
白い男「フフッ、捕まえた」
その声は12年前の少年の声に似ていた
男「だ、誰だお前!俺がお前に何をしたっていうだ!」
白い男「忘れたか…じぁあこの顔を見れば思い出すだろ」
白い男はフードを取った
白い男の素顔をみた男は恐怖に身が震えた
白い男の正体は12年前自分が殺したはずの少年だったからだ
白い男「思い出したか」
男「な、な、なんで生きてるんだこ、殺したはずだ!」
男の足は笑っていた
白い男「クク、【はず】だろ?【殺した】じゃない」
男「お、おれをど、どうするつもりだ!」
白い男「ククいたぶ《早く任務を終了して下さい》ちっ、分かったよ」
途中で念話が入った
白い男「一瞬で消してやる【ドール】」
呟くと白い男の隣に足首から膝までくらいの割れ目が現れたその割れ目は広がり中から【ドール】と呼ばれた少女いや…とても人に似ている少女人形が現れた
ドール「774様お呼びでしょうか」
男は774と言うワードに反応した
男「774ってあの有名な774なのか?」
男は恐怖に怯えながら問いかけた
ドール「気安く呼ばないで下さい!」
男「ヒッ!」
774「ドール殺れ」
ドール「yes」
その瞬間男の首が空を飛んだ
774「お疲れ、ドール戻って良いよ」
ドール「いえ、では」
ドールは割れ目に帰って行った
774は男の首を掴むと
774「転移」
774は姿を消した
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