#02 『蓬莱の玉の枝』

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 が、 ( ^ω^)「もうあかんwwwwwwwwwwわろえないwwwwwwwwww」 ('A`)「何笑ってんだよ、うっせーなあ……こういう時は『一撃』だろうが」  ただ小さな炎だろうが、力さえあればしっかりと焼く事は出来る。  投げられた火炎球は蔦のド真ん中をくり抜くようにして内部へと消えて行く。しばらくして、焼かれたおかげか蔦の勢いが落ちるが、ただちょっと怯んだだけなようで、活動が完全に停止したわけではなかった。  よって、火が潰え、再び襲い掛かる。 ξ゚⊿゚)ξ「ただ精進すべし、ね」 ('A`)「も、もう一発……」 ( ^ω^)「なーにがかっこつけて『一撃』、だ」 ('A`)「お前に投げてもいいんだぞ」 ( ^ω^)「仲間割れは、良くない」 ('A`)「仲間ではないがな」  何処かにある『枝』にダメージが通らなければ意味がない。いくら火炎球を投げたって、的が何処にあるのかわからなければ意味がない。  数打ちゃ当たると思っているのだろうが、100メートル離れた場所から落ちている枝に石を当てる事も出来ないのに、どうしてそれが当たろうか。次第に距離は拡がる。当たる確率などどんどん落ちて行く。 ( ^ω^)「おい火」 ('A`)「なんだ竹取」 ( ^ω^)「一旦退くお」 ('A`)「退く? 馬鹿な、標的が遠くならから余計に当て辛くなるだけじゃないか」
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