高校入学

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不可能だと思っていた再会に、胸は早鐘のように打ち付けた。 顔が真っ赤になっているのが、鏡を見なくてもわかる。 『あの人?』 小雪が小さな声で聞いてくる。 『うん………』 未だ嘘のようで、全く現実味がなかった。
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