滴る滴

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朝の7時ボクは目が覚めた ツカサ「・・・・ルカ・・・」 横で眠るルカを揺すり起こす ルカ「ん・・・なに」 ツカサ「昨日・・・いや、なんでもない」 ルカ「そう・・・・」 ルカはシーツを被り背を向けた なんとも空虚な会話 お互い核心に触れるとぶつかるのがわかってるから決して聞かない しかし、触れないで済むなら誰も別れる人など居ない 7時30分頃 朝食を食べてると ルカ「ねぇ・・昨日の事まだ怒ってんの?」 ムッっと来たが抑えてはぐらかそうとした ツカサ「なにが?そんな事より・・ほら、マグロトースト冷めるぞ」 ルカ「ちゃんと聞いて!」 ガシャッ!! ルカがテーブルを叩き食器が宙を舞い割れた ルカ「昨日一緒だったガク君(ガクポ)とは何にもないの!ただ、酔ってたから送ってもらっただけ!!」 ツカサ「んだよ!人がせっかく触れないようにしてたのに!」
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