◇第一章◇

2/21
前へ
/243ページ
次へ
 とにかくどんな所でもよかった。 ただ、誰も自分のことを知らない所に行きたかった。  自分の性格も口調も体格も過去も… 何にも知らない人たちの中に入りたかった。  これから先、毎日笑って過ごせるのなら…。
/243ページ

最初のコメントを投稿しよう!

173人が本棚に入れています
本棚に追加