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今日も、男の子は戦のあった場所にいた。 男の子が死体の持ち物をあさっているところを、遠くから見ている男がひとり。 「…あの子が、その鬼なんですかね?」 そう小さくつぶやくと、男の子の方へ歩いていった。 男の子が死体に腰掛け、おにぎりを食べていると、すぐそばから声が聞こえた。 .
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