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先生「こいつは!! 何で、こんな所にいるんだ…早くどこかへ行け! 俺たちに災いを降りかけるつもりか!!」 男の子に向かって怒鳴ると、今度は少年たちに言った。 「お前たち、あの鬼に関わるなと言っただろう!おぉ、気味が悪い…。」 男の子は、先生と少年たちをちらりと見ると、背を向けて走り出した。 先生たちは、ひどく冷たい目をしていた…… (俺は…鬼、なのかな……?) (やっぱり、俺はここにもいちゃいけないんだ…) 男の子はその日、村を出た。 .
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