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次の日
私は暇をもてあそんでいる
京に上る日を6日後に控え、みんなその準備に追われている
「私も準備しようかな」
付いて行く気満々だもんね!
こうしちゃいられないと思い、マッハで部屋に戻り準備を開始した
スパーン!
いきなり襖が開いた
「沙羅いるか!」
犯人は父上
「いきなり開けないでって何回も言いました!」
「わりぃな。で、おまえは何してるんだ?」
悪いと思っていないだろう口調に少しむかっとした
「見ての通り、京に行く支度だけど?」
「付いて行く気か?」
「もちろん」
何当たり前のこと聞いてるのかと思ったら、次に父上から発せられたのは否定の言葉だった
「ダメだ」
「なぜですか?」
「ダメなものはダメだ」
頭ごなしに否定されてだんだんムカついてきた
「なぜですか!!理由を聞かなきゃ納得できません!!」
否定される理由がわからない
父上に否定されるようなことはしていない自信はある(夜中の鍛錬は父上にばれていない自信もあるし)
「沙羅が女子だからだ」
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