第二章

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その言葉に私の何かが切れた 「ふざけないで!!女だからって何ですか!?私が女だなんて関係ありません!私は絶対に付いて行きます!!」 私の部屋の周りにみんなが集まってきた 父上も私が大声を出していることに驚いている それでも首を縦に振ってくれない なら、実力突端だけ 「勝負してください」 「「「「は?」」」」 みんなで間抜けな声を出した 「父上に勝負してくださいって言ったんです。私が負けたら大人しくここに残ります。でも、私が勝ったら京に付いて行きます」 総ちゃんを除いたみんなが一斉に反対した 「沙羅!いくら何でもやめとけって!」 「そうだ!左ノ辺りにしとけよ!」 「歳は強いからけがをするぞ!?」 みんなが反対する理由もわかる でも…… 「父上じゃなきゃ意味ないんです」 すると、父上がニヤリと笑った
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