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「いいだろう。一刻したら道場に来い。相手をしてやる」
するりと去っていく父上
「はい!!」
絶対に負けない
歴史を変えてもいい
私も京に行って父上達を守るんだ
(一刻後)
「1本勝負でいいな。使うのは竹刀だ」
「構いません」
ついに勝負の時が来た
「総司審判しろ」
私は負けない
「はい!!…両者、用意。始め!」
総ちゃんの声とともに父上が踏み込んできた
やっぱり強い……
打ち込んでくる1本1本が重い
隙が見つからない
だけど、私は負けられない!
「すげーな沙羅の奴。土方さんに付いて行ってるぜ!?」
「俺も1本やってもらいたいね」
「(さーちゃん…)」
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