第二章

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「いいだろう。一刻したら道場に来い。相手をしてやる」 するりと去っていく父上 「はい!!」 絶対に負けない 歴史を変えてもいい 私も京に行って父上達を守るんだ (一刻後) 「1本勝負でいいな。使うのは竹刀だ」 「構いません」 ついに勝負の時が来た 「総司審判しろ」 私は負けない 「はい!!…両者、用意。始め!」 総ちゃんの声とともに父上が踏み込んできた やっぱり強い…… 打ち込んでくる1本1本が重い 隙が見つからない だけど、私は負けられない! 「すげーな沙羅の奴。土方さんに付いて行ってるぜ!?」 「俺も1本やってもらいたいね」 「(さーちゃん…)」
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