第三章

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あれから10日以上が過ぎた 父上達に隠れて稽古していたのがバレてから、みんなと一緒に稽古するようになった 新ちゃんがやたら勝負挑んできて大変だった 私達は斉藤一こと一を試衛館の仲間に加えた そして、芹沢さんなどの人達と共に京を目指している ちょうど今、京の手前まで来ている 「沙羅はいつも可愛いのぅ」 「誠に」 「あははは…どうも」 現在芹沢一派に捕らわれ中 悪い人じゃないと思うんだけどやだ 誰か助けてよ~ 「芹沢さん。娘を離していただけないか?」 「父上!」 天の助け! 私は一気に父上の方に走る
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