第一章

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幕末ー日野 「今日も雨がやまねぇ」 浪士組として近藤さんたちと京に向かうまで残り一月あまりとなった 鬱陶しいことにここ3日間雨が止まない 雨は嫌いではないが、好きでもない 「そう怒るな歳」 「俺は怒ってねぇよ」 「まったく、土方さんは気が短いんですよ!」 「待ちやがれ!総司!」 「待てと言って待つ人はいませんよ!土方さん☆」 「待ちやがれ!!」 俺は竹刀を振り回しながら総司を追いかけ回す 「平和ですね、山南さん」 「そうだね。平助、近藤さん」 「全く持っていつも通りだ」 呑気に茶を飲むんじゃねぇよ!!
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