詩

波長

意見が合わずぶつかって

私が間違いだったと気付いて「ごめんなさい」

考えが合わずぶつかって

そんな考え方があるのだと頭を冷やして「それがあなたなのね」

私をわかって欲しいから　あなたを知りたいから

私は言葉を紡ぐ

伝わらないかもしれない　わからないかもしれない　信じられないかもしれない

それでも私は言葉を紡ぐ

近付いては離れ　離れては近付いて

まるで陸に向かって波を漂うボートみたい

それでも私はそんな日々が楽しいの

その日々があなたとの　何より大切な記憶だから

だから今　この気持ちを電子の波長に乗せてあなたへと

どうか届いて

いつもあなたを愛しています