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メイリン「名前とか……喋り方とカ……」
レイン「………どうしてそれで馬鹿にしなきゃいけないの?」
メイリン「……………」
レイン「立てる? 家に送ってあげるよ。」
メイリン「……あ…ありがとウ…」
ーリアナsideー
ドラキュラ「主様!!」
ヒメ「主様!!」
リアナ「お金は?」
ドラキュラ「たんまりと盗りました!!」
ヒメ「けど、私達が行った時にはその建物の人達はやられてたよ~!!」
リアナ「え?」
ドラキュラ「きっとみんなでお昼寝だったんだぜ~!!」
ヒメ「あぁ~!! 寝過ごしちゃったんだね!!」
ティリカ「いや、多分違うと思うよ。」
ルーン「この二人は強いんだが…どうも…」
カリナ「ホントの馬鹿なのか……天然なのか……分かんない2人ね…」
コロコロ……
カリナ「ん?」
カリナ(リンゴ?)
??「スイマセーン。 ソッチにリンゴ行きましたかー?」
カリナ「あぁ…これね…はい、ど…う……ぞ…」
??「あぁ、ど…う……も………」
カリナ「………………」
??「…………………」
カリナ「……………ルアナ……だよね?」
ルアナ「……な…何のことやら?」
お婆さん「どうしたんだい? ナルア君。」
ルアナ「な…何でも無いよ。 そ、それじゃあ有り難う御座いました!!」
カリナ「ちょっと!?」
美鈴「……………今のは?」
ルーン「兄さんは時々街に出て、お年寄りや身寄りの無い子供達の世話をしているんだ。」
リアナ「ああやって偽名使って魔法で髪と瞳の色まで変えてね。」
撫子「何でそこまで?」
ルーン「ボロでも出て、素性がバレたら世話するのに支障が出るからだとさ。」
リアナ「まだ王じゃないから自分がやれるのはコレぐらいだって言ってたね。」
ルーン「………まあ、必死に誤魔化してるところ悪いが…実は大体の人にもうバレてるんだよな。」
ティリカ「え?」
リアナ「でも、必死に誤魔化してるからみんな気付かないフリしてくれてるんだってさ。」
美鈴「街の人達……優しいね…」
モニック「にしても、ルア兄ったらあんだけ変装してるのにバレるなんて演技下手だな。」
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