6人が本棚に入れています
本棚に追加
《この辺りから
美歌目線のストーリー進行を
少しずつ加えていきます》
一人称
《美歌》
私は菜摘ちゃんと久しぶりに一緒に下校してる。
輝彦くんは、結局腰が痛くて早退したんだって。
菜摘ちゃんと一緒に帰るのもいいけど、白鳥くんとも一緒に帰りたかったな………。
「ねぇ、菜摘ちゃん」
「なに?」
「私、もっと積極的になった方がいいかな?」
「そうだなぁ…。真優ちゃんに好きになってほしいんでしょ??」
「うん」
好きになってほしい。
私を一番に想ってほしい。
「じゃあ、積極的になったほうがいいよ。真優ちゃんから来るのを待っちゃダメです!」
「でもさっきは、白鳥くんに"デートに誘いなさいよ"って……。」
「そりゃぁ、真優ちゃんが美歌を好きになろうと努力するんだったら、真優ちゃんにも積極的になってほしいから」
菜摘ちゃんは優しいな~…。
私たちのこと、とっても考えてくれてる
あっ、私……白鳥くんと同じこと言ってる………。
「私……。がんばる」
「そうそう。その意気だよ、美歌」
最初のコメントを投稿しよう!