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書かれている内容は、包みの中の物の説明と、カリキュラム。
学ぶ事は魔力の制御方法が中心で、他には魔法の基礎知識、基礎の魔法、基礎の応用などだ。
教室は制御と召喚魔法の授業以外はずっと同じで、先生が変わる仕組みらしい。
僕は包みの中のものを確認し終えると、その紙をローブのポケットにしまい込む。
それから本をしっかりまとめ、持ち歩くことが出来るように同封されていたベルトで止める。
椅子に座りウェインが起きるまで、僕は魔力玉の入ったビンを見つめていた。
魔力玉は光があたるとキラキラ光っている。
魔力玉の中は少し暗くなっていて、何かが蠢いているような感じがした。
それをジッと見つめていたら、隣でウェインが動く音がした。
僕はビンをポケットにしまい、ウェインの毛布をはぐ。
ウェインは寒そうに丸まり目を開ける。
「毛布……」
「朝だから起きるんだ」
ウェインは唸りながら体を起こす。
それからフラフラと起き上がって顔を洗いにいき、ローブを羽織る。
「ふあぁぁ……まだ眠いや……フェイアは早起きですね……。
じゃあご飯食べにいきましょうか……」
ウェインは荷物を持ち、扉を開ける。
僕も本を持ってからウェインの後に続く。扉を閉めて僕達は廊下を歩き出した。
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