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基礎の魔法の授業はなんなく終えることが出来た。
先生が小人と人間のハーフらしいので、とても小さかった。
その先生は優しい先生で、とても綺麗な声をしていた。
時々独り言を言っていたのが印象に残っている。
ウェインが言うには最近独り言を言うようになったんだそうだ。
研究室からはよく分からない言葉を発しているのを、何人かの生徒が聞いているらしい。
魔法の応用の授業は、ものに魔力を注ぎ込み、精霊の力を宿すという授業だった。
これは僕が魔物と戦った時に使った炎の剣と同じだ。
僕は知らぬ間に魔力を剣に流し込んでいたようだ。
これは難しいらしく、ほとんどの生徒は出来ていなかった。
僕が出来たことに担当のシリア先生は驚いていた。
ジュリアンは僕と似たようなカリキュラムだったので、また同じ教室だった。
彼女は苦戦していたが、一応成功した。
ドリューも同じクラスで、彼は出来なかったので、僕を悔しそうな顔をして見ていたのは、ちょっと優越感があった。
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