352人が本棚に入れています
本棚に追加
/386ページ
剣と剣がぶつかり合い、金属音が鳴り響く。
ベルゼブルの力が増していく。
僕も負けじとベルゼブルの剣を押し返す。
ベルゼブルが急に剣を引いた。
そして僕の頭に向かって振り下ろす。
僕は剣で防御した。
そしてすぐさまベルゼブルの剣を払い、攻撃に転じる。
ベルゼブルは剣で僕の剣を止める。
僕の剣に纏った炎がベルゼブルの剣に絡みつく。
そしてベルゼブルに向かってフェノロサが炎を吐いた。
ベルゼブルは炎に気付き、剣を手放し舞い上がる。
ベルゼブルの服が炎で焼けた。
僕はベルゼブルの剣を手にする。
「これでおまえの剣は無くなったな」
『まだ我の剣はある!』
ベルゼブルはまた空間を切り裂いた。
今度は複雑な形をした剣を二つ取り出す。
『これからが本当の戦いなのだ!』
ベルゼブルは僕に勢いよく突っ込んできた。
右の剣で僕に切りかかる。
僕は必死で防御した。
だが左の剣が僕の腹に向かってくる。
僕は後ろに避けようとしたが、ベルゼブルの剣が僕の剣に絡んでいる。
僕は剣を離し、後ろに下がった。
最初のコメントを投稿しよう!