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「ユーノは誰から束縛されていたの?」
「あぁ、それはルシード先生だよ」
「犯人じゃないのに、どうして?」
「キリア先生がつけさせたと思っていたらしいよ」
僕は頬杖をつく。
「僕があの部屋で見たキラキラしてたものは、束縛の魔法をかけて、尋問していたところだったみたいなんだよね。ユーノの姿が見えてなかったから、わからなかったんだ」
見えていたら助けられたのになぁ。
ユーノがあんなボロボロになることもなかったのに。
「ユーノは元気になったのかしら?」
「多分ね。あれから召喚してないからわからないけど」
「元気になってたらいいね」
「そうだね」
僕はウェインに同意する。
なにか僕に出来ることがあればしてあげるんだけど、今は召喚魔法は禁止されてるから様子は見れないし。
あんだけ働いてくれたんだ、今はゆっくり休んでもらおう。
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