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「りなが魁皇先生の所から、相手にされず10分以内で帰ってくるかジュース賭けてたの。で、10分たたずに帰って来たから瑠美も私も喜んでるの」
「人の恋路で賭けしな…ん?瑠美も私も?」
2人して私が帰ってくる方に賭けたなら、誰が2人にジュース奢るの?
私が首を傾げると、瑠美がニヤリと笑い私の頬をつついた。
「じゃ、りな。帰りにジュース奢ってね」
「えぇ!?私ぃ?意味わかんないんですけど」
今度は瑠美の頬を私が掴む。
「だってアンタは居たかったのに、居られなかったんでしょ?」
瞳子は私の頭を軽く叩くと、教室を出て行った。
「さっ!行くわよりな」
「えー私の意志はぁー?」
私は瑠美に引っ張られながら、教室を後にした。
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