最悪のスタートライン

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最悪のスタートライン

この物語はフィクションである。広島市の繁華街。小さい温泉と飲み屋と風俗が散乱してる街。ヒロは小学六年生の時に、お年玉でソープランドへ行った。今は亡き主人公ヒロの祖父が仏壇屋をしていた家の中でヒロに襲い掛かる悲劇から自力で明るい道を照らしあるく物語である。それはヒロが中学生から始まる。毎日、母親は中学生ヒロの成績表を見ては溜め息をこぼし、「三者面談行くの恥ずかしいわ」と嘆いていた成績のいい兄は、そんな風景を見ては、いつも大笑いしていた。その状況に耐えられず、深く傷ついたヒロは夜、布団にはいっても眠る事がやがてできないようになった「明日は何を言われるんだろう…また嫌味に満ちた笑い声に耐えなきゃいけないのだろうか」何時間経っても眠れない。気が付けば朝の7時。この時間に深い睡魔がやってきて「起きなさい」と母親にいわれてもヒロは仮病を使って母親はパートに行き、高校生の兄が登校した時に眠りにつき、夕方に目が覚めた。一度やってしまうと癖になり、そして学校に行かなくなった。その時期に家族で一番恐い父親が転勤して、兄は母親にも命令し、ヒロは毎日殴られて、兄は家族の王様になってしまった。
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