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……あれ?
俺が見た光景は、流衛と涼舞が楽しそうに話している光景だった。
流衛「お!七夫!」
七夫「……お前、大丈夫なのか?」
流衛「大丈夫だよ。心配かけたな。」
七夫「いや……。」
じゃあなんで、あんなに流衛の母さんは泣いて……?
涼舞「良かったね、本当に!」
流衛「ああ。涼舞も七夫も、本当にありがとうな。」
……嬉しくて泣いてただけか?
七夫「これからリハビリとかか?」
流衛「……きっとそうかな。」
…………。
涼舞「本当にっ?あたしリハビリ付き合うからね!」
流衛「うん。ありがとう。」
……そうだ。
これは流衛の嘘だ。
涼舞を悲しませない為の……。
でも何故だ?もしかして、奇跡が起きてるのか?
混乱してよくわからなくなってきていた。
七夫「……俺、なんか飲み物買って来る。流衛は……まだ飲めないか。」
流衛「ああ。悪いな。」
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