7年前

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……あれ? 俺が見た光景は、流衛と涼舞が楽しそうに話している光景だった。 流衛「お!七夫!」 七夫「……お前、大丈夫なのか?」 流衛「大丈夫だよ。心配かけたな。」 七夫「いや……。」 じゃあなんで、あんなに流衛の母さんは泣いて……? 涼舞「良かったね、本当に!」 流衛「ああ。涼舞も七夫も、本当にありがとうな。」 ……嬉しくて泣いてただけか? 七夫「これからリハビリとかか?」 流衛「……きっとそうかな。」 …………。 涼舞「本当にっ?あたしリハビリ付き合うからね!」 流衛「うん。ありがとう。」 ……そうだ。 これは流衛の嘘だ。 涼舞を悲しませない為の……。 でも何故だ?もしかして、奇跡が起きてるのか? 混乱してよくわからなくなってきていた。 七夫「……俺、なんか飲み物買って来る。流衛は……まだ飲めないか。」 流衛「ああ。悪いな。」 .
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