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七夫「…久し振りだな、流衛。」
……そう。
ここは、流衛の墓。
輝愛「……るい?おりぇ?」
七夫「違うよ。このお墓にいる人は、パパのお友達の流衛。」
輝愛「???」
グチャグチャにしちゃったかな。
七夫「輝愛、そこの花瓶に花さして。」
………あれ?
応答がないな?
七夫「輝愛?…………!」
………なんで?
…………もしかして!
輝愛「おばーたん!」
そこには、さっきのおばあちゃんが立っていた。
“私の孫も野球をやってたのよ”
………もしかして?
七夫「……流衛の、おばあちゃんですか?」
「ええ。まさか流衛のお墓に、拝んでくれるなんて……。」
こんな、偶然あるんだろうか。
「……あなたの事は、流衛からよく聞いていたわ。凄く野球が上手くて、良い奴がいるんだって。俺はそんな友達を持てて、幸せなんだって。名前は言ってなかったけれど……あなたの事ね。」
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