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俺は、成海を置くと電話がきた。
七夫「…涼舞?」
涼舞「…………なな…お……流衛が…………。」
俺は涼舞が何を言わなくても、悟った。
七夫「すみません!!俺一回病院に戻ります!!」
成海のおばぁちゃんは、優しく笑ってくれた。
俺は病院まで必死で走った。
………嫌だ。
待てよ……。
嘘だよ…な?
俺は走る度に涙が出た。
涼舞、なんで電話で泣いてんだよ!!
なんで喋れなくなってんだよ……!!
…流衛、負けんなよ。
俺と野球しようよ。
涼舞を幸せにしてやってよ!!
俺は走って走って、やっと病院に着いた。
七夫「ハァハァ…ハァ…。」
流衛母「…七夫くん。」
……流衛の母さん?
……なんで目腫れてんだよ。
七夫「……手術…どうだったんすか?」
流衛の母さんは、ニッコリと笑った。
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