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流衛母「駄目だったわ……。」
俺は信じたくなかった。
流衛に会いたい。
俺はすぐに思った。
七夫「…………流衛は?」
流衛母「…………病室で寝てるわ。」
そう言って、泣き崩れた。
俺はただその姿を見ているだけだった。
そうだ……涼舞は………!?
七夫「……すみません……涼舞は………?」
流衛母「流衛の側に……いるわ。」
俺は急いで病室に行った。
信じられなさ過ぎて、落ち着き過ぎていた。
何を見てもあまり感情を感じなかった。
流衛の病室の前に来た。
………酷い、姿なのだろうか?
どうか生きててくれ……。
「あはははは。」
……………え?
病室から、笑い声が聞こえて来た。
今の声って………。
俺は勢いよくドアを開けた。
―― バンッ!!
流衛「……七夫?」
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