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ある年の春…桜が舞うこの季節に俺は何の変哲もない地元の小学から中学へと入学した。
俺の中学は田舎ということもあり、三つの小学校から生徒が集まってくる。
中には私立中学に行くダチもいたけど、俺の家にそんな余裕はなく…むしろ俺自身が別にイイ学校に行きたいとは思っていなかった。
そんなこんなで、初めてのクラスとはいえ、意外に知ってる顔も多かった。
特に不安なんかはなかったっけ。
そう思ったのは鮮明に覚えてる。
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