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「そこまでだ！ヒイロ＝ユイ！」
「!」
バスターをビームサーベルで勢いよくなぎ払う。
「新型のモビルスーツか」
爆煙の中からモビルスーツが姿を現す。
赤くトゲトゲしいその機体はサソリを連想させる。
「ガンダム・・エピオン・・・」
「この機体はガンダムイプシロン、エピオンの残骸を回収し改良を加えたエピオンの発展機だ！」
「エピオンの発展機・・・!」
「スペックはこちらが上だな！」
「スペックだけで勝てるわけがない」
ヒイロはサーベルを勢いよく振り払う。
「甘い！」
しかし、ビームサーベルを切り払われてしまう。
「くっ・・・」
「実力が同じならお前に勝てる道理はない！」
ヒイロはスラスターの出力を０にする。
「勝負を捨てたかヒイロ＝ユイ！」
イプシロンは巨大なビームサーベルを構える。
それと同時にヒイロもビームサーベルを正面に構える。
「なっ！？」
「スラスター出力最大！」
ゼロが勢いよくイプシロンに突っ込む。
「ぐっ・・・」
あまりのＧの変化にヒイロは吐血する。
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