第1章

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「はぁ」 先ほどのことを思い出し思わず顔をあからめる 「九条さん」 雪乃が綾芽に話かけた 「何?久瀬さん?」 「望君知らない?」 「あぁさっき鮠瀬君に校内案内するって言っていましたよ」 (こんなにじっくり見たのはじめてだわ) 「そうありがとう」 (やっぱり久瀬さんって綺麗だわ) そして・望が戻ってきた 「どうしたの?早かったわね」 綾芽はまたときめいた。 「一人で大丈夫だって」 望はかなり疲れているようだった 「そう。さっきはありがとう」 綾芽はドギマギしていた 「あっいえ、そんな」 小声で〔学校だと寂しいです家でみたいにずっと綾芽様のそばにいたいな〕 望は顔を赤らめ真剣な表情で綾芽を見ている。しかしはその眼差しは少し辛そうだった。 「こっこんな所ではダメ言ったでしょ?学校では秘密って」 望は真剣に見つめている。まったく目をそらそうとしない少し強引さを感じる 「あっそうよ!思い出したわさっき久瀬さんがあなたを探していましたわ、行ってさしあげたら?」 「わっわかった。ありがとう」
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