第1章

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雪乃は今日、この日望に気持ちを伝えようとしていた最初は迷っていたけれど休み時間の時、廊下で望と会話をしたときに決意したのだった。ただ単に望に今の自分の気持ちを理解してほしかっただけなのであった。実は綾芽よりもずっと前から望のことが好きだったのだだから怖かったのだ 今言わないと、望がどこかに誰かのモノになってしまう気がしたから。 それが何よりも恐れていて怖いことだと思ったからだ 「ずっとあなたが好きだったの」 雪乃は恥ずかしさのあまり泣いてしまった 「・・」 望は突然の出来事なのでかなり驚いている。でも・・望は綾芽一筋なので彼女の気持ちを受け止めることはできないと思った。実はすごく鈍感な望であるが、雪乃の気持ちには薄々気付いていた (僕は卑怯だ彼女の気持ちを理解していても。何も対応しようと努力をしなかった。) 望は目をそらした。そして再び彼女の方に目をやり 「僕は」 (言わなきゃ今言わないともし今本当の気持ちを伝えたら彼女は傷つくだろでも今言わないと彼女はもっと傷つく。これ以上傷つけるわけにはいかない。彼女の友達として、ゴメンね。友達として好きだったよ) するとその時雪乃は望にキスをした 「あなたしかいないの」 と言いながら雪乃は望にキスをした。その時運悪くその瞬間を綾芽は目撃してしまった 綾芽はまったくわかがわからなかった。頭の中が真っ白になった。望も同じだった。そして。綾芽はその場から走り出した。そして望は綾芽を追いかけようとするが綾芽は〔来ないで〕って感じの目線で望を見た。綾芽はそれしかできなかった。本当は抱きしめてもらいたかったのだ〔あれは誤解だって〕って言って欲しかった。だけど理解したくても理解できない状況だったのだ。望は何か言葉を発しようとしていた。綾芽は聞く勇気がなかった雪乃もかなり驚いていた 綾芽は階段をおりるまで涙をこらえていた。
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