第1章

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放課後・校門の前・綾芽は望と一緒に帰ろうと校門の前で待っていた。雪が降って少々冷えだした (遅いな・・委員会の仕事長引いているのかな) すると二人の男子生徒がそばを通りかかり綾芽に近づいてきた 「あれ?九条さん。誰待ってるの?」 綾芽は二人に気がついた 「えっ?」 するともう一人が笑顔で 「彼氏に決まってんじゃん。こんなに綺麗で可愛いんだから」 「そうだなそれじゃあ。俺たちはこれで」 「さよなら」 二人はその場から去った 「さようなら」 そして・数分後・望は学校から出てきた 「はぁ・・遅くなったな」 望は腕時計を見て思わず顔をあげる。と目の前に綾芽がいた。少々驚いた 「綾芽様?」 望は綾芽の元へ来た 「遅かったね」 少々震えながら笑顔で言った 「どうしてここに?」 綾芽の両肩を触った
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