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「一緒に帰りたかったの」
「今日は先に帰っていいですって言いましたのに」
望はかなり心配そうだった
「そんなことより、さぁ帰りましょう」
綾芽は望と一緒に帰りたかっただけだった
「はい」
望は綾芽の肩を抱いた
「震えてる。無理するからですよ?これで少しは暖かいですか?」
ぎゅう
「ありがと」
芽は少し離れた
「ごっごめんなさい」
「ごめんなさい」
二人とも顔を真っ赤にした
「いいの、帰りましょう」
綾芽は笑顔だった。綾芽は望の両手を触った。すごく冷たい手だった。ちなみに綾芽は手袋をしていた。
「綾芽様の手、せっかく手袋をしているのに冷え切っている」
ふぅ。ふぅ。望は綾芽の両手に息をかけた
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