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「ありがとう望の息はとても暖かくすごく心地よかった。」
「でもこれじゃ暖まらないね。」
望は綾芽の両手を自分の胸にくっつけている。
「そんな・・もう十分。望は綾芽の片方の手を握った。」
「こうやって手をつなげば暖かいでしょう?なんか子供みたいだけど。」
綾芽はもう何がなんだかわからなかった。あまりの嬉しさに涙を流した。望はすぐに気がついた。
「・・・・・・・!」
「なんでそんなに優しいの」
綾芽は泣きながら笑顔で言った。すると望は
「当然です。あなたは僕にとって王女で僕はあなたに仕える下部なんですから。当然です。」
下部というか・・どっちかって言うと騎士でしょ(BY作者)
「ありがとう(*^。^*)」
その時、綾芽はすべってしまった。それに気づいた望は思わず抱きとめる。その瞬間、望も誤ってすべってしまい。その場で転ぶ。そして二人は抱き合った格好でその場に倒れた。
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