第1章

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綾芽の部屋・ (はあどうしてこんな気持ちに。まさか恋をしているんじゃ?そんな・・この私が?) すると望はノックをしながら部屋に入って来た 「綾芽サマ」 「なっ何かしら?」 綾芽は突然なのでかなり驚いた 「今日。夕食時あまり召し上がっていませんでしたので少々気になりまして」 「食欲がなかっただけですわ」 「もしかして何か悩みでも?僕でよかったら話してください?」 望はかなり真剣な顔つきであった 「本当になんでもないの、気にしないで」 「そうですかよかった」 望は照れ笑いをした 「うん?何?」 綾芽も思わず照れ笑いをした 「いえ気にしないでください」 綾芽は胸の激しい鼓動を感じた 「笑顔を絶やさないって」 「えっ?」 綾芽は笑顔だった 「クラスの方達が言っていました」 「そうだったんですか」 (本当の事言うとあなたの前ぐらいでしかこんな風に笑顔で笑ったことなんてないんですよ。あなたの前だからこそ)
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