第1章

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その夜綾芽はなかなか寝付けなかった 「眠れないわ、何か飲み物でも飲もうかしら。喉渇いたしね」 綾芽は食堂の方へ向かった 「あっどうされましたか?綾芽様」 望も同じく寝付けなかった 「ちょっと眠れなくて」 「偶然ですね。僕もですよ。ホットミルクでもお飲みになりますか?」 「おいしいの?」 望は嬉しそうに 「はい、すごくおいしいですよ」 「ならいただこうかしら」 綾芽は承諾した そして・ 「はい!どうぞ」 ホットミルクを綾芽に渡した 「まだ熱いので少しさまして飲んだ方がいいですよ」 「そうね」 綾芽は少しさまして飲んでみた。 「どうですか?お口にあいましたか?」 「うん!すごくおいしかったわ。」 綾芽は優しく笑顔で返事をした 「よかったです。綾芽様の笑顔を見れて、最近、僕、あなたに迷惑ばかりかけて。」
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