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その夜綾芽はなかなか寝付けなかった
「眠れないわ、何か飲み物でも飲もうかしら。喉渇いたしね」
綾芽は食堂の方へ向かった
「あっどうされましたか?綾芽様」
望も同じく寝付けなかった
「ちょっと眠れなくて」
「偶然ですね。僕もですよ。ホットミルクでもお飲みになりますか?」
「おいしいの?」
望は嬉しそうに
「はい、すごくおいしいですよ」
「ならいただこうかしら」
綾芽は承諾した
そして・
「はい!どうぞ」
ホットミルクを綾芽に渡した
「まだ熱いので少しさまして飲んだ方がいいですよ」
「そうね」
綾芽は少しさまして飲んでみた。
「どうですか?お口にあいましたか?」
「うん!すごくおいしかったわ。」
綾芽は優しく笑顔で返事をした
「よかったです。綾芽様の笑顔を見れて、最近、僕、あなたに迷惑ばかりかけて。」
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